能面師・脚本家
麻生 りり子 Lilico Aso
能面も、脚本も、わたしにとってはすべてが時間の流れの中を生きる人間というものを探る試みなのです。
1974年、愛知県生まれ。能面師・中村光江に師事。演能や文化庁主催公演で使用される伝統的な能面を打ちながら、現代的な創作面や能面を用いたコンテンポラリーアートを展開。脚本家として、ミュージカル、ドラマ、舞台、イベントのシナリオを手掛ける。第4回科学ドラマ大賞で大賞を受賞、アンドロイドを主人公にした受賞作『ママはロボット』はTVドラマ化される。日本顔学会に所属し、顔の表情について研究。大学とコラボ研究し、学会発表など積極的に活動。
■主な実績
2023 梅若会九月定式能『竹生島』にて「黒髭」、『松風』にて「相生増」使用される。
第6回阿佐ヶ谷薪能『羽衣』にて「相生増」使用される。
第3回中村光江一門能面展出展 @東京芸術劇場・東京
第4回中村光江一門能面展 @東京芸術劇場
ラジオドラマ『鶴の恩返し』脚本(FMラジオ『杏奈カフェ』)
2022 第21回白川会能面展出展 @京都・嶋臺
中村光江と四人の弟子展 @田中八重洲画廊・東京
大槻能楽堂学生鑑賞能『葵上』にて「泥眼」使用される。
2021 第20回白川会能面展出展 @京都・嶋臺
文化庁主催巡回公演『紅葉狩』にて「逆髪」使用される。
第15回島熊山能面祭入選
『アイバンクショー』脚本(劇団BDP)
第3回中村光江一門能面展出展 @東京芸術劇場・東京
2020 第19回白川会能面展出展 @京都・嶋臺
2019 第18回白川会能面展出展 @京都・嶋臺
七夕スカイランタン祭り・『天の川に願いを』脚本(劇団BDP)
2018 『彩の国の怖い話』(TOブックス)
2017 『Grow me up! ―ミーとぼくたちは特別な三人―』脚本(劇団BDP)
市民エンパワーメント研修・舞台『死神より愛をこめて』脚本(川崎市岡上分館・川崎市教育委員会)
2014 「サイエンスアゴラ2014」@未来科学館
『未来スタジオ ―夢を叶えるテクノロジー―』脚本(独立行政法人科学技術振興機構)
2013 第4回科学ドラマ大賞受賞作・TVドラマ『ママはロボット』脚本(BSフジ)
2012 第4回科学ドラマ大賞・大賞受賞(独立行政法人科学技術振興機構)
2011 ミュージカル『しあわせの青い鳥』脚本(児童劇団「大きな夢」)
2010 エッセイ『ガンだって。―ひまわり母さんバンザイ!―』(日本文学館)
その他、執筆協力・編集協力など多数。
■講座・講演・研究発表
2023 日本顔学会『フォーラム顔学会2023』にて発表
第27回 一般社団法人情報処理学会シンポジウム『INTERACTION 2023』にて学会発表
2022 『畑江麻里の初心者でも楽しめる浮世絵講座』にて「おもしろ能面ミニ講座」ゲスト講師
都内大学リベラルアーツゼミにてゲスト講師
第2回美人画研究会・顔学会連携企画 『思いを伝える表情・表現と美人画』ゲスト講師
兵庫県立大学田中キャサリン准教授による「アマビエ」についての論文協力
2021 都内大学人工知能ゼミにてゲスト講師
都内大学リベラルアーツゼミにてゲスト講師
■メディア出演・掲載
2023 『ニューヨークタイムズ』Tマガジン記事掲載
FMラジオ『杏奈カフェ♪♪』出演
2021 『西室真希の旅するクローゼット』出演
ラジオ日本『SWEET!!』出演
竹書房ホラーチャンネル『怪読録vol.65』出演
竹書房ホラーチャンネル『怪読録vol.63』出演
2019 エンタメ~テレ『怪談のシーハナ聞かせてよ。第弐章』出演
2017 朝日新聞、岡上エンパワーメント研修舞台記事掲載
神奈川新聞、岡上エンパワーメント研修舞台記事掲載
2015 神奈川新聞・『かながわ人@川崎』掲載
神奈川新聞、脚本家・エッセイストとして掲載
『マイタウン2月号』・「麻生の人vol.44」掲載
2014 東京新聞、『未来スタジオ』ステージ記事掲載
2013 『月刊シナリオ教室/2013年6月号』第4回科学ドラマ大賞受賞作掲載